杉本歯科医院

小児の治療というのは、乳歯列期・混合歯列期(乳歯と永久歯が口の中に存在する時期)の子供に対する治療を言います。

治療方法の原則は、永久歯の治療と変わりませんが、この時期だけ行われるような治療もあります。

それは  @乳歯と永久歯の違い
      A萌え代わりの時期であること
      B成長期であること
                      などによるものです。

ここではこの時期に特異的に行われる治療について、
 ご説明いたします。


尚、当院では非協力児などに対して抑制器具は用いません。
又、泣く子(泣き虫)のお子さんでも、OKですよ。
   小さなお子さんが居られる時は、保育士さんがおあずかりします。
                                      (要予約)

フッ化物塗布 保隙装置 咬合誘導
自閉症児

↓

このような場合、早期に治療を開始した方がよいでしょう
すべての歯が永久歯になってからでは大変です

正中の歯を閉じて、中から外に引っ張ってきます

↓

前歯の一本が中の方から
生えてきてしまいました

ex.1

小児の治療

歯の表面にフッ化物を塗布することにより、歯の成分であるハイドロキシアパタイトが、フロールアパタイトニに変化し、虫歯になりにくくなります。
特に萌出途中(はえつつある時)の歯は、幼弱なため、虫歯になりやすく、フッ化物塗布は効果が大です。
家庭でのフッ素洗口もお勧めです。
フッ素塗布については成人でも効果があります。

フッ化物塗布

子供の歯並びの不正または不正になるのが予想されるときに行う処置です。
子供の成長またはの交換に合わせて、装置などを入れてあげることにより、将来きれいな歯並びになるようにします。

このホームページ上の記載事項、及び画像等は無断でコピーなどしないでください。

http://sugimoto-dental.net
兵庫県三田市つつじヶ丘北2−2−6
  (079)568−0005

保隙装置

保隙床

バンドループ

乳歯と永久歯の交換は、永久歯が骨の中で伸びてきて、乳歯を押し上げるようにして行われます。
しかし、乳歯が虫歯などにより交換期以前に抜けてしますと、後方の歯が(喉に近いほうの歯)が前に移動してきます。移動すると次にはえてくる永久歯の萌出スペースが狭くなり、永久歯は横から生えてきたり、引っ掛かって萌出できなかったりします。
そこでスペース確保のため、保隙装置と呼ばれる装置を入れます。

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