毎年、この時期になると、私の家にも友人から何枚か喪中ハガキが届く。
以前は祖父母が亡くなったという理由が多かったが、最近は、親が亡くなったことによるものが増えてきたように思う。
私たちも、だんだんとそんな世代に入ってきたのだと実感する。
幸い、主人・私ともに両親は健在である。
それぞれが車で20分程度の所に住んでおり、週1~2回は様子を見に行くというような生活をしているので、親と離れて暮らしておられる方に比べれば恵まれていると思う。
でも、近ければ近い程自分に入ってくる情報が豊富になり、細かな心配事が増えるのだ。
「この前、朝めまいがした。っていってたけど大丈夫?」
「ずっと腕が痛い。って言ってるけれど、病院には行ったの?」 など。
本人達は自分の事なので、何気なく言っているのだと思うが、こちらとしては聞いた以上気になるではないか。
だからこそ、この前も実家でお茶をしていた時、いつまでこんな時間を持てるかな。
今、この瞬間大切な時間を過ごしているんだわ、私・・・。としみじみ感じていた。
そんな時、となりにいた父が、
「何やこのもじゃもじゃは・・・・!」と言っている。
それはモンブラン*だった。
『お父ちゃんは、モンブラン知らんかったんか。
まだまだ親の事でも未知な事があるなぁ。
まだ、逝ったらあかんで。』と 心の中でつぶやいた。
お正月も、両親とゆっくり過ごそうと思います。
皆さんも大切な人と、大切な時間を過ごして下さいね。
モンブラン
ケーキの一種
細いひも状に絞り出した
栗のピューレと泡立てた
生クリームで作る
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親との時間
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今月は私が担当です