驚くような 暖かい日だなと思っていたら、「ちょっと勘弁してよー」と言いたくなるような日も来たり。
行ったり 来たりというような日が続いていますね。
自慢じゃないですが、私は寒さが苦手です。
一旦暖かい日が来ますと、「春が来たー」と舞い上がる、
そこに寒い日が来るものですから、ゾクゾクー ズドーン! 
その落差や、冬の寒い日の朝を迎えるより何倍も つらい、つらい。
春の寒い日は つらい。

仏教では、人間の苦しみに「生・老・病・死」という四つの苦しみがあると説かれています。
「老」は年をとって行く苦しみを言うんでしょうし、
「病」は病気に関する苦しみだろうし
「死」は死に関する苦しみであるのは、ほぼわかる。
「生」は何なのでしょうか?
「人間 生きて行くのは苦しみが多い」ということ?
どうやら違うらしいです。
「生」とは「生まれいずる苦しみ」つまり人間として生まれてくるときの苦しみだそうです。
女性で出産をご経験された方は、生む時の苦しみをご存じとは思いますが、生まれる時の苦しみは
なかなかわからない。
「往生要集」という本には、「生まれいずる苦しみ」の様子を「生まれたての子牛の生皮をはいで、その子牛を、いばらが巻きついている壁に叩きつけるようなものだ」と表現されています。
まあなんと残酷な。
そんな表現を使うほどの苦しみということです。
これは当然肉体的な苦しみだけではなく、苦しみを受けて行かねばならない人間に生まれなければならないという、精神的な苦しみも含まれているのでしょう。
ちょっと気の重くなる話でしたが、私たちはそうやって、この人間として生まれ来たのだと思いますと、
春が生まれてくるのも、少々の苦しみは当たり前、
まだ「春よこーい♪ 早ーやく来い!」なんて暢気に構えている自分が恥ずかしい。

日々の暮らしの中で、苦しいこともあるかもしてませんが、確実に訪れている春と一緒に、一歩一歩前進していきたいなと思います。
さ皆さんもご一緒に
「春よ来い♪ 早く来い!」 一歩一歩 「歩き始めたミーちゃんが♪」 一歩一歩 ・・・




杉本歯科医院

チョット一言

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     でも女性は、
「よく頑張ったねー  苦しかったねー
 生まれてくれてありがとう」 って 
生まれたての赤ちゃんにいいますね。
解るんですか? 苦しかったって。
解らないけれど、感じる?
本~当、母は偉大。

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わたくし 寒がりなんです!

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