どの医院にも、治療に使用する器具を滅菌するための、消毒コーナーという場所があります。
うちの消毒コーナーには、その壁にホワイトボードが数枚掛けられ、スタッフ出番表やら連絡事項の書き込み、覚え書きのメモが張り付けられています。
一年前 「ちょっと一言」 の執筆順の書かれた紙を目にして、
「12月・・・・・院長」
とあって、まだ一年先と呑気にしていたら、いつの間にかその紙も捨てられて ショック!
(私まだ書いてないんだけど・・・・)
「一年ってこんなに早かったかしらん?」 

「かかりつけ医を持ちましょう」
と言われる様になってから、ずいぶん月日が過ぎ、開業15年目の杉本歯科医院では、いろんな方とお付き合いさせていただいています。
15年前の私は若くてホントにお元気印
で、診療室をパタパタ走り回っていました。
一生懸命だけど、ひょっとしたら患者さんの気持ちに寄り添えないこともあったんじゃないかと思っています。
40歳半ばを過ぎ、いろんな経験をして、自分の診療方針が決まってきた事や、自身が患者として医療機関にお世話になる機会が多くなったり、今は体力
 でも、心は患者さんに向けられているように思うのです。
長い長いお付き合いで、まるで本のようにカルテが分厚くなってきている方とも、また初めて出会った方とも同じように、信頼関係が築けたらいいなぁ~ と思いつつ、日々の診療をしています。
私はもともと小児歯科を専門にしていたので、乳幼児を診させていただく事が多いのですが、子供って可愛いんですよねぇ~。
時にはきっぱりと叱る必要もあるんですが、たいてい ほめて ほめて あげたら頑張れちゃう。
自信を持ったとたんに180度態度が変わってしまって・・・・・・・。
大人とは全く違った生物なんです。
頑張ってくれる子供たちに妥協した治療はしたくない
 と常々思っています。
あるお母さんが
「先生は忍耐力あるわぁ~」
と感心されましたが、私生活では皆さんと同様、自分の子供には叱りとばしています。
母親という立場になると人格が変わる
??
なにせ20才、18才、9才、ぜ~んぶ 男の子ですから、お上品ではらちがあかないんですねぇ。

15年の歳月の中で、悲しい別れもありました。
長いお付き合いさせていただいたおじいちゃん、おばあちゃん。
往診に行かせていただいた方々とのお別れ。
そしてつい最近は、医院にとってかけがえのない歯科技工士(入れ歯などを作ってくれる技師さん)のKさんが39歳の若さで亡くなられました。
彼は本当に意欲的で、工夫を凝らした試作品を手にして、説明していた姿が印象的でした。
亡くなる前日の晩まで仕事をされていたそうで、本当に突然のお別れとなってしまいました
人間は自分で生きているつもりでも、やっぱり自分ではどうすることもできない、生かされた命を持っているんだと感じる今日この頃です。

なんか色々と話が飛んでしまいましたが、最後によく気の付く?!わが歯科医院のスタッフたちのチームワークに感謝 感謝です。
院長は今朝から突然首が上がらなくなってしまい、うつむいてウロウロしていましたが、上手くスタッフはよけてくれました。
ドクターの気分の
↑↓をうまくセンサーでキャッチする技もすばらしい。
こんな調子でこれからも、意気をあわせて頑張りましょう。

PS. このホームページを製作して下さっている、
マメ な勤務医殿に敬意を表します。

杉本歯科医院

今月は私が担当です

チョット一言

ウェブ アニメータ

ウェブ アニメータ

ウェブ アニメータ

え? もう私の出番ですか

http://sugimoto-dental.net
兵庫県三田市つつじヶ丘北2-2-6
  (079)568-0005

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