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杉本歯科医院

チョット一言

ウェブ アニメータ

今月は私が担当です

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日に日に暖かさが増し春らしくなって来ました。
4月といえば、就職や進学と新しい生活がスタートする季節でもあります。
そこで、新たな気持ちでお口の健康を守っていっていただくために、歯科衛生士として、
歯みがき(歯ブラシ)について、少しお話したいと思います。

みなさんは、何のために歯みがきをするのでしょう?
虫歯にならないように・・・・
歯周病にならないように・・・・
口臭を出さないように・・・・
子供さんならお家の人に言われるから・・・・など
などいろいろ理由はあると思いますが、歯みがきの目的は、よごれ(歯こう)を落とす事だと思います。

これが簡単なようでなかなか難しい!!
よごれをきれいに落とすには、
まず どこがよごれやすいか(みがき残しやすいか)を知る事。
そして 効果的に落とすために、自分に合った道具(歯ブラシなど)を選ぶ事が大切になります。

人によって、お口の中は違いますから、よごれ(歯こう)がつきやすい所は違いますが
一般に ①歯と歯肉の境界
      ②咬み合わせにある溝
      ③歯と歯の間
が歯みがきのポイントになります。
歯のよごれ(歯こう)は歯と同じような色をしているので、気を付けて見ないと、見過ごしてしまいます。
分かりにくい場合には、歯こう染色液を使って、染めだしてみるという方法があります。
一度ご自分で歯を磨いた後に染めだすとしっかりみがけているかチェックできます。

歯面を清掃する道具には、手用歯ブラシや電動歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどがあります。
必ずしも一つの物に固執せずに、それぞれの道具の特徴を活かし、組み合わせて使うことも大切だと思います。
そして歯ブラシも歯間ブラシも、ブラシの毛の部分が開いてきたり、コシがなくなったら、歯垢を落とす機能が落ちるので新しい物に交換しましょう。
交換のめやすは、2週間~1か月以内。それ以上は使えないと思ってください。

歯みがきの話をさせていただいていると、時々
「何分くらいみがけばいいの?」
と聞かれることがあります。そういう時は、
「歯みがきは、時間ではなく、みがけた時が終わる時ですよ」
とお答えしています。
歯みがきは、自分自身の口の中の状態を知ることから始まるかもしれません。
毎日続けなければいけませんので、初めから頑張りすぎず、少しずつでもいいので、自分のみがきを見つけましょう。
少しでもそのお手伝いができるとうれしいです。

歯みがき、スタート!!

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